スマホのRAM、どれくらいあれば快適に使える?

スマートフォンを買い替えるとき、「RAM(メモリ)はどれくらい必要?」と悩んだことはありませんか?最近のスマホには「4GB」「6GB」「8GB」といったように、さまざまなRAM容量が搭載されています。でも、具体的にどれくらいあれば快適なのか、イマイチよく分からないという方も多いでしょう。
この記事では、スマホのRAMの基礎知識から、用途別に必要な容量、RAMが足りないとどうなるのかまでをわかりやすく解説します。また、記事の最後では、お得にスマホを購入できるおすすめのECサイト「ニューズドフォン」も紹介しています。スマホ選びの参考に、ぜひ最後までお読みください。
そもそもRAM(メモリ)とは?ROMとの違いは?
まずは「RAM」とは何かをおさらいしましょう。
RAMとは?
RAMとは「Random Access Memory(ランダムアクセスメモリ)」の略で、スマホがアプリやデータを一時的に処理するための作業スペースのようなものです。たとえば、複数のアプリを同時に開いたり、ブラウザでたくさんのタブを開いたり、ゲームをしながら音楽を流したりといった「マルチタスク」に大きく関係しています。
RAMの容量が多いほど、一度にたくさんの処理をスムーズに行うことができ、動作のもたつきやアプリの強制終了を防ぐことができます。
ROMとの違いとは?
一方で、「ROM(Read Only Memory)」と混同されがちですが、ROMはスマホ本体にアプリや写真、動画などのデータを保存するための「ストレージ容量」のことです。
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RAM:作業するための机
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ROM:資料や道具を収納する棚
とイメージするとわかりやすいでしょう。どちらも快適なスマホ操作には欠かせませんが、今回は「RAM(メモリ)」がテーマです。
スマホのRAM、どれくらいあれば快適?用途別に解説!
RAMは多ければ多いほど高性能に思えますが、使い方に合っていなければ無駄になってしまうことも。そこで、スマホの主な用途別に、最適なRAM容量を見ていきましょう。
1. 通話・LINE・ネット検索・YouTubeなど:4GB〜6GB
スマホの基本的な使い方しかせず、ゲームや動画編集といった重い作業をしない人には、4GB〜6GBのRAMでも十分に快適です。特にLINEや通話、SNS、ネット検索、YouTube視聴といった軽めのアプリは、それほどRAMを消費しません。
ただし、アプリのアップデートやOSの進化とともに、RAMの必要量も増加しています。そのため、長く使うことを考えると6GBのモデルを選ぶと安心です。
2. 軽めのゲーム・動画視聴・写真編集:6GB〜8GB
「パズルゲーム」「簡単なRPG」「写真加工アプリ」など、少し処理が重いアプリを使うなら、6GB〜8GBのRAMが欲しいところです。
このクラスのスマホなら、多少のマルチタスクでももたつくことなくスムーズに動作します。動画視聴も快適で、アプリを切り替えながらの使用でも問題ありません。
3. 高画質ゲーム・動画編集・ビジネス用途:8GB〜12GB
「原神」「PUBG」「Call of Duty」などのグラフィックが重いゲームをプレイしたいなら、8GB以上のRAMはほぼ必須です。ゲーム中に通知や通話があっても、RAMが多ければ中断されにくくなります。
また、スマホで動画編集やオンライン会議、資料作成などのビジネス用途に活用する人も、RAMが多いほうが快適です。複数アプリを同時に開きながらの作業にも対応できるからです。
4. 最先端を求めるヘビーユーザー:12GB以上
スマホでPC並みの作業をしたい、最新のゲームを最高設定で遊びたい、AIアプリを使いたい……といったヘビーユーザーには12GB以上のRAMがおすすめです。
ここまでくると、ほぼすべての用途でストレスなく使えるハイスペックモデルとなります。ただし価格も高くなるため、用途とのバランスを見て選ぶことが重要です。
【iPhoneとAndroid】RAMの違いと選び方のポイント
ここで気になるのが、「iPhoneはAndroidと比べてRAMが少ないのに快適なのはなぜ?」という疑問です。実は、iPhoneとAndroidではOSやメモリ管理の仕組みに大きな違いがあります。
iPhoneの場合:少ないRAMでも快適
Appleが自社でハードとソフトを統合開発しているため、iPhoneは少ないRAMでも効率よく動作します。例えば、iPhone 13のRAMは4GB〜6GB程度ですが、アプリの切り替えやゲームもスムーズに動作します。
iPhoneのRAMの目安(2024年モデル例):
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iPhone SE(第3世代):4GB → 日常使いに十分
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iPhone 13 / 14:4〜6GB → 軽〜中程度のゲームも快適
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iPhone 15 Pro / Pro Max:8GB → 高負荷アプリでも安心
iPhoneの場合、「4GB以上あれば基本的に快適」と考えてOKです。
Androidの場合:多めのRAMが必要
Androidはさまざまなメーカーが端末を作っており、OSもカスタマイズされています。そのため、iPhoneに比べてRAMの消費効率が悪い傾向にあります。また、メーカー独自のアプリや常駐サービスも多く、RAMの空き容量が少なくなりがちです。
AndroidのRAMの目安:
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エントリーモデル:4GB → 最低限の動作。長期利用は不向き
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ミドルレンジ:6GB〜8GB → 多くの人にとって快適
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ハイエンド:12GB以上 → 高画質ゲームやビジネス用途に最適
Androidの場合は**「最低6GB、安心なら8GB以上」**を目安にすると良いでしょう。
RAMが足りないとどうなる?スマホの挙動に現れるサイン
スマホのRAMが不足すると、以下のような症状が現れます。
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アプリの起動が遅くなる
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操作がカクつく・もたつく
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ゲームが途中で落ちる
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複数アプリを開くと強制終了が起こる
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通知が遅れて届く
これらの現象は「RAM不足」によって、スマホがスムーズに処理できなくなっているサインです。特に数年前のモデルを使っていて、「最近スマホの動作が遅くなった」と感じる人は、RAM容量の見直しを検討するタイミングかもしれません。
RAM容量の見極めポイント|失敗しない選び方
では、どのようにして自分にぴったりのRAM容量を選べば良いのでしょうか?以下の3つのポイントに注目しましょう。
1. 普段どんなアプリを使うか?
まずは、あなたがスマホで何をしたいのかを明確にしましょう。YouTube視聴やLINE、軽いゲームだけなら6GB以下でも問題なし。逆に重いゲームや動画編集をするなら8GB以上が必要です。
2. 何年くらい使う予定か?
現在は快適でも、将来のアプリの進化やOSアップデートによってRAM不足になる可能性があります。長く使いたいなら1段階上の容量を選ぶのがおすすめです。
3. 予算とのバランスを考える
RAM容量が多いスマホは高性能ですが、その分価格も高くなります。予算と性能のバランスを見ながら、自分に合ったモデルを選びましょう。
容量だけでなく、他のスペックとのバランスも大事!
RAMに注目するのは大切ですが、それだけでは快適なスマホ体験は実現しません。
CPUとのバランス
いくらRAMが多くても、処理の中心となるCPU(プロセッサ)が非力だと性能を発揮できません。RAMとCPUのバランスが取れているモデルを選ぶようにしましょう。
ROM(ストレージ容量)も忘れずに
写真や動画、アプリをたくさん保存したい人はROM(ストレージ)容量もチェック。最近では128GB〜256GBのモデルが主流ですが、ゲームや動画が多い人は256GB以上を検討するのが安心です。
お得にRAM容量の大きいスマホを手に入れるには?
ハイスペックなスマホは魅力的ですが、価格の高さがネックになることも。そんなときは、**中古スマホ専門のECサイト「ニューズドフォン」**をチェックしてみてください。
「ニューズドフォン」では、厳選された高品質な中古スマホをリーズナブルな価格で取り扱っています。RAMが8GBや12GBのモデルも多数あり、コストを抑えながら高性能なスマホを手に入れられるチャンスです。
「中古」と聞くと不安な方も多いかもしれませんが、ニューズドフォンでは以下のような安心ポイントがあります。
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・レビューを書くと保証期間が“3ヶ月”に延長!
中古でも安心して長く使いたい方にはピッタリのサービスです。
まとめ|自分の使い方に合ったRAM容量を選ぼう
スマホのRAM容量は、あなたのスマホ体験を大きく左右します。「多ければ安心」という考えもありますが、重要なのは自分の使い方に合った容量を選ぶことです。
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軽い使い方なら4GB〜6GBで十分
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軽めのゲームや日常的なタスクをするなら8GB
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ヘビーに使いたいなら12GB以上
RAMだけでなく、ROMやCPUとのバランスも忘れずに。そして、お得にスマホを手に入れたいなら「ニューズドフォン」の活用もおすすめです。
自分にぴったりのスマホを選んで、快適なスマホライフを手に入れましょう!
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